株式の起源

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株式の起源についてはいろいろと言われていますが、一番有力な説は東インド会社の
時代に株式を発行したことに起源していると言われています。
東インド会社の時代というのはイギリスやオランダなどのヨーロッパの強国が、
長い航海を経てアジアにたどり着き、植民地を手に入れ、香辛料などを国に持ち帰り
莫大な富を手に入れた時代です。
この航海のために、船を作る資金が必要になるわけですが、船を作って航海に出たと
しても、海賊に襲われたり、難破したりして、資金が無駄になってしまうことも
多かったので、資金を出した人の損失を少なくするように、できるだけたくさんの人から
資金を集められるように発行したのが株式だと言われています。
また、同じように石油開発にも株式が利用されています。
石油を掘り当てるのには、莫大な資金が必要になります。
石油を一つ掘り当てれば、莫大な富を得られますが、やたらと掘っていっても石油が
出てくるるわけではありません。
いつ出るかわからない石油の開発のために資金を出し続ける人は、そんなに多くないので、
株式を発行して、多くの人から資金を集めるようにしています。
私たちが石油を使えるのも、株式のおかげだと言えそうです。

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このページは、 itosuiが2007年12月 2日 10:10 に書いたブログ記事です。

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