株価収益率(PER)

| | コメント(0) | トラックバック(0)
株価の動きを見通すために必要なデータに「PER」というものがあります。
日本語では「株価収益率」と言っています。
これは、その会社の利益を一株あたりの利益で割ったものです。
PERが小さい会社は利益が大きい割には株価が安い会社だと言えます。
利益が大きいけれど、成長期待が低いために、株価は割安になっています。
PERが小さい会社は、これから株価が上がる余地が大きいということが言えます。
逆に、PERが大きい会社は利益が小さい割には株価が高い会社だと言えます。
成長期待が高いために、株価が割高になっています。
ですので、これから株価が下がる余地が大きいということが言えます。
一般的に、新興市場の株などは、成長期待が高ければPERが高く、成熟企業は
PERが低くなります。
PERは株価と利益を対比して、株価が上がりそうか下がりそうかということを
読み解くカギとなります。
企業のPERを確認したいときは、Yahooファイナンスのようなページを見るか、
証券会社のホームページを見れば、情報を得ることが出来ます。
株を購入するときは、PERが小さいからと言って買うのではなく、業績面とか
いろいろなことを考慮する必要があります。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 株価収益率(PER)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.itosui.com/mtos415/mt-tb.cgi/11

コメントする

このブログ記事について

このページは、 itosuiが2007年12月 2日 10:11 に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「株式の起源」です。

次のブログ記事は「株主資本利益率(ROE)」です。

最近のコンテンツはインデックスページ で見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページ で見られます。