ストップ高 ストップ安

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証券取引所では、一日に動く株価の大きさの限度を定めています。
これを値幅制限といいます。
これは急激な価格変動によって、市場が混乱し、投資家に不測の損害を与えないように
するためのものです。
株価がその値幅制限の上限まで上昇したものをストップ高、下限まで下落したものを
ストップ安といいます。
制限を決めずに、そのまま成立させると、株価が何倍にもなったり、また半分になったり
する可能性もあるので、そういうことを避けるために値幅を決めているわけです。
テレビなどでの株に関連するニュースなどでも、この言葉が聞かれることが多い
ですね。
制限値幅は、株価の何%という決め方ではなく、株の前日の終値によって決まっています。
前日の終値が180円の株があるとすると、ストップ安が130円、ストップ高が230円の
値幅で取引されます。
この株に売りが殺到して、値が下がったとしても130円以下にはならず、逆に買いが
殺到して値が上がったとしても230円以上にはならないということです。
ストップ高とストップ安は、「S高」「S安」とも言われます。
ストップ高、ストップ安になった株は、しばらく、値上がり、または値下がりの
傾向が続くので、注意しなければいけません。

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このページは、 itosuiが2007年12月 2日 11:00 に書いたブログ記事です。

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